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未来とつながるスマートシティ柏の葉について解説!

未来とつながるスマートシティ柏の葉について解説!

秋葉原駅とつくば駅をつなぐ路線として、2005年につくばエクスプレスが開通しました。千葉県のなかでも北西部に位置する柏の葉エリアはそのつくばエクスプレス沿線にあり、住みやすい街として知られています。首都圏の郊外に位置する街として都心にもアクセスがよく、鉄道の整備とともに大規模な街づくりが進められてきました。

「住みやすい街」だけでなく柏の葉エリアの特徴は、大学国の研究施設などが多く集まっているところです。公・民・学が一緒になって未来に向かって街づくりをしてきたことで柏の葉が住みやすい街として発展して来ました。この記事ではなぜ柏の葉が住みやすい街だといわれているのか、街づくりのコンセプトや目指すものを説明するとともに、実際に柏の葉ではどのような暮らしができるのかについても紹介します。

 

次世代環境都市を目指す「柏の葉」の街

次世代環境都市を目指す「柏の葉」の街

 つくばエクスプレス沿線の柏の葉エリアは、特別なコンセプトのもとに街づくりが進められてきました。もともとアメリカ空軍通信基地が置かれていた土地が1979年に返還されたあと、2000年から区画整理事業が開始されています。その後つくばエクスプレスが開通し、2008年3月には「柏の葉国際キャンパスタウン構想」が策定されるに至りました。柏の葉国際キャンパスタウン構想は、国際学術研究都市および次世代環境都市を目指す街づくりが大きな基本です。

 具体的には街全体が大学のキャンパスのように学びの場となるような空間、かつ緑も豊かに整備し、環境と共生していく田園都市づくりを目指しています。千葉県と柏市、東京大学と千葉大学のほか、UR都市機構と三井不動産も策定に加わり、実際にさまざまな施設も誕生しています。

柏の葉国際キャンパスタウン構想においては、ただ街を開発するだけを目的としているわけではありません。環境との共生や質の高い空間を造るとともに就業環境が充実し、変化し続けながら次世代にまで持続していく街であることも見据えています。「課題解決の街」として、未来に向けて取り組むべき3つの課題である「環境共生」「健康長寿」「新産業創造」を具現化する街づくりに取り組んでいます。

【柏の葉その1】スマートシティ(公民学)のまちづくり

柏の葉国際キャンパスタウン構想では、公・民・学が協力して街づくりをしてきたことが大きなポイントです。現代社会が抱える問題は、ひとつの街や地域だけで解決できるものではありません。環境問題やエネルギー問題など抱える課題は山積みであり、人々が健康で長生きできる社会を造るためには、さまざまな分野の力が必要です。構想では当初から公・民・学が連携して街づくりに取り組み、住民にとって住みやすい環境が整ってきています。

 2014年には構想の内容が充実化し、第2ステージに入りました。その後も基本理念は変わることなく、2019年にはさらに改定が行われ、以下の8つの目標が掲げられています。

・目標1 「環境と共生する田園都市づくり」

・目標2 「創造的な産業空間の醸成」

・目標3 「国際的な学術・教育・文化空間の形成」

・目標4 「サスティナブルな移動交通システム」

・目標5 「健康を育む柏の葉スタイルの創出」

・目標6 「公・民・学連携によるエリアマネジメントの実施」

・目標7 「質の高い都市空間のデザイン」

・目標8 「イノベーション・フィールド都市」

国土交通省が手がけるスマートシティモデル事業において、2019年5月には柏の葉スマートシティが先行モデルプロジェクト15カ所のうちの1つとして選定されました。

環境共生都市

 柏の葉スマートシティが掲げる街づくりのテーマのひとつが環境への取り組みです。柏の葉エリアの恵まれた自然を地域資源として生かしつつ、人と環境が共生できる未来型の都市を造りあげていくことを目指しています。また柏の葉国際キャンパスタウン構想が策定された2008年以降、日本は東日本大震災にも見舞われ、災害に強い街であることも求められるようになりました。

 具体的には太陽光発電や風力発電に代表される再生可能エネルギーはもちろん、CGS排熱などの未使用エネルギーの活用にも積極的に取り組んでいます。「AEMS(エリアエネルギー管理システム)」を中心として街全体でエネルギー利用を最適化するシステムもポイントのひとつです。屋上緑化や自然通風など電力に頼らないサスティナブルデザインの採用と合わせ、「ゲートスクエア」では実際にショップ&オフィス棟だけなら約50%、2棟全体でも40%のCO2削減を実現しました。

 HEMS(ホームエネルギー管理システム)によって、各家庭のCO2排出量を見える化し、暮らしのなかで省エネを実現できるよう住民の参加意識を高める仕組みも構築されています。分散電源によって地域で電力を融通しあえるスマートグリッドを実現するとともに、災害時には地域のエネルギー運用を行う柏の葉スマートセンターで電力を融通することも可能です。

新産業創造都市

 経済の活性化や発展のためには新産業の創出が欠かせないものであると捉え、新産業のバックアップにも力を入れています。つくばエクスプレスが開業したことにより、都心と茨城県の筑波研究学園都市との間に位置する柏葉エリアは、研究機関や学術機関などが集まりやすいロケーションになりました。

 日本の新しい活力となる成長分野を育む街として、2009年には「一般社団法人TX アントレプレナーパートナーズ(TEP)」が設立されています。TEPは世界に羽ばたく起業家のスタートアップをサポートする国内有数のベンチャー支援組織です。資金調達やアドバイスだけにとどまらないハンズオン支援、起業家個別の課題に対するメンタリング、国内外のネットワークを活用したコミュニティなどを通して起業家の支援を行っています。

 ほかにも「柏の葉 IoTビジネス共創ラボ」では最先端技術や情報の共有、プロジェクトの事業化や実証実験などの活動にも力を入れているほか、後述するオフィス空間「KOIL」が交流・共創の場として活用されています。

健康長寿都市

 健康への取り組みも柏の葉スマートシティの大事な取り組みのひとつであり、子どもから高齢者まですべての世代が健やか、かつ安心して暮らせる街づくりに力を入れています。世界でも類を見ない超高齢化社会に突入した日本において、柏の葉スマートシティでは高齢者がリタイアしても経験や知見を生かして社会参画できる機会を創出しています。

 敷地内に保育施設や小児科クリニックを備えた大規模賃貸マンションも立地するなど、子育て世代にも住みやすい街です。職住近接の働き方ができる街づくりや、散歩やウォーキング、ランニングがしやすい豊かな自然が感じられる環境も整えられています。商業施設として人が集まりやすい「ららぽーと柏の葉」には、健康に関する情報が集まるスポットとして街のすこやかステーション「あ・し・た」が設置されています。ほかにも健康にまつわる取り組みが多数あり、赤ちゃんから高齢者までどのライフステージでも、一生を通して健康に暮らせる街です。

【柏の葉その2】「スマートライフパス柏の葉」とは?

「スマートライフパス柏の葉」は柏の葉エリアの住人向けに提供されているポータルサイトです。従来は異なるサービスを利用する際、サービスごとにそれぞれデータの入力をしなければなりませんでした。スマートライフパス柏では、安全な環境でデータの連携ができるプラットフォーム「Dot to Dot」の導入により、サービスの利用に手間がかからなくなっています。Dot to Dotは、従来では難しかった異なるサービスを横断してデータを連携させられる点が特徴です。

 スマートライフパス柏の葉にID情報を登録するだけで、提携するさまざまなヘルスケアサービスを各自のニーズに合わせて利用できます。たとえば現役の医師に医療相談ができる「メディカルノート医療相談」やNTTドコモが提供する「dヘルスケア」などがあります。「カロママ プラス」は健康管理ができるアプリです。食事と運動、睡眠を記録することでカロママと呼ばれるAIと管理栄養士からアドバイスが届き、毎日の健康管理はもちろんダイエットなどにも活用できます。

 登録しておくことで各種モニターへの応募やアンケートの回答、サービスクーポンの利用も可能です。スマートライフパス柏の葉ではサービスの追加やデータ連携への同意などでスマートライフパスポイントがたまり、三井ショッピングパークのポイントへの交換もできます。

【柏の葉その3】KOILテラスって?

 柏の葉エリアでは先行して柏の葉キャンパス駅前の開発がはじまり、駅の北側は「イノベーションキャンパス地区(複合用途型産業創出地区)」として重点的に位置づけられました。この重点開発エリア初の産業創出拠点として、2021年1月4日に「KOILテラス」がオープンしています。KOILテラスのKOILは「Kashiwa-no-ha Open Innovation Lab」の頭文字を取った言葉です。

 KOILシリーズの施設はクリエイティブなイノベーション拠点として、2014年4月14日に複合施設「ゲートスクエア」内に「KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)」が開業しています。イノベーションキャンパス地区に誕生した地上6階建てのKOILテラスは2棟目で、柏の葉エリアのさらなる新産業創出拠点として期待されています。

 既存の創業支援施設から巣立った企業がさらなるステップに進む拠点としての活用できるのはもちろん、大企業の新規事業創造部門が利用するのにも最適な環境が整備されたオフィスビルです。柏の葉エリアは都心から30分圏内にありながら、自然環境にも恵まれた地域です。2020年に感染が拡大した新型コロナウイルスの影響で企業からも注目され、都心の企業がオフィス分散を図るための受け皿としての利用も見込まれています。KOILテラスの詳細については、次の段落でより詳しく紹介します。

快適な職住近接の暮らし方を提案

快適な職住近接の暮らし方を提案

 イノベーションキャンパス地区は商業機能と居住機能、および業務・研究機能も含めた開発を行い、職住が近接する暮らし方を提案するエリアです。多機能ながらコンパクトな街で、かつ賑わいを生むことを目指しています。

 KOILテラスのコンセプトは「Smart&Well-being」です。新しいオフィスの形を提案するとして、スマートな活用ができる仕組みが整っています。5階までは開放感のある吹き抜けがあり、事務所としての専有スペースは2~5階です。大小の会議室やコワーキングスペースはもちろん、共用ラウンジや酸素カプセルなど豊富な共用施設も備えています。従量課金制(Pay per use)を導入していることで共用部は利用した分だけの支払いで済み、固定費の削減が可能です。

 KOILテラスは親水空間として整備された「柏の葉アクアテラス」に隣接するロケーションに建ち、緑や水辺の環境を感じながら働くことができます。6階にあるラウンジからは自然豊かな柏の葉の風景を眺めることができるのはもちろん、リラックスルームも完備しているため、快適なワークスタイルが実現できるでしょう。ラウンジは一息つける空間として利用できるほか、交流やプレゼンの場としての活用も可能です。コンシェルジュが常駐していることで、さまざまなサポートも受けることができます。

【柏の葉その4】柏の葉スマートシティ 求人サイト

 柏の葉スマートシティには、地域に特化した「柏の葉スマートシティ 求人サイト」があります。運営は当初から柏の葉スマートシティの構想に関わってきた三井不動産と、人材派遣や人材紹介事業なども手がけている三井不動産のグループ企業「サンライフ・クリエーション株式会社」です。

 柏の葉スマートシティは環境負荷を抑えつつ、職住近接の暮らしができるコンパクトな街づくりを目指しています。実際に住居に近い場所で仕事を効率よく探したい場合、的を絞って職探しができる方法があればいいと思うのではないでしょうか。「柏の葉スマートシティ 求人サイト」は、まさにそのサポートを行うサイトです。

 柏の葉スマートシティ 求人サイトには柏の葉キャンパス駅を中心に、半径3km以内の範囲で出されている企業や店舗の求人だけを掲載しています。求人も多く、希望したエリアでの仕事が見つかりやすいでしょう。サイトでは正社員やパート、派遣、請負などの雇用条件のほか、業態や職種からの検索も可能です。オフィスワークや短時間OK、社員登用ありなど、希望する働き方に合わせた条件を掛け合わせた検索もできます。イベントやセミナーの情報を得たり、キャリアカウンセリングを受けたりなど、職探しのためのさまざまなサポートも用意されています。

【柏の葉その5】子育てやワンちゃんにもいい環境

 すべての世代で住みやすい街づくりをしている柏の葉エリアは、もちろん子育て世代にとってもいい環境です。実際に子育てファミリーが多く暮らしており、保育園や幼稚園が多く、小学校や中学校の整備も進んでいます。公・民・学の連携で街づくりが行われている柏の葉エリアらしく、行政やNPOが加わって実施されているユニークな学習塾や習い事が多いことも子育て世代におすすめの理由です。

 手厚いサポートが受けられる子育て関連の施設も増え、子育て相談や育児講座の開講などに活用されています。交流の場ともなっている青少年センター内にある「はぐはぐひろば若柴」もそのひとつです。柏の葉キャンパス保育園内とココファン・ナーサリー柏内には、地域子育て支援センターがあり、子育て支援が充実している環境です。「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー ウエスト」には子育て世代に心強い学童保育や病児・病後児保育、365日対応小児科医院などが入っています。

 柏の葉エリアは道路も広く、駅前広場などもきれいな街並みです。柏の葉キャンパス駅の北にある調整池は、水辺で遊んだりのんびり過ごしたりできる「柏の葉アクアテラス」として整備されました。市民が憩える空間として、ワンちゃんのお散歩にも最適です。

【柏の葉その6】ららぽーとや蔦屋Tサイトなど商業施設もたくさん

【柏の葉その6】ららぽーとや蔦屋Tサイトなど商業施設もたくさん

 柏の葉エリアは行政や大学、研究施設だけが集まっているわけではありません。「ららぽーと柏の葉」「柏の葉T-SITE」などの商業施設も多く、生活するうえでも便利です。

 ららぽーと柏の葉は柏の葉キャンパス駅の西側に隣接しています。多彩なファッションや雑貨のショップ、グルメ・フードの店舗はもちろん、カルチャー関連の教室やフィットネススタジオ、クリニックまであり、テナントが充実しています。ベビーエリアやキッズスペース、緑あふれる中庭など、子どもを安心して遊ばせられる空間も豊富です。クライミングウォールや街全体が見渡せる屋上庭園も整備され、家族で出かけて楽しく遊んだり一息ついたりもできるでしょう。ペットの一時預かりに対応していることに加え、店内はペットとともに買い物ができるペットウェルカムエリアもあります。

 柏の葉T-SITEは蔦屋書店やカフェ、ショップなどが充実している複合施設です。施設内には子どもたちが学校で教えてくれる勉強とは違う学びができる「T-KIDSシェアスクール」も入っています。子ども向けの絵本の読み聞かせから大人向け、親子・ファミリー向けなど、開催されているイベントも豊富です。さらに「犬に優しい街、柏の葉」のコンセプトのもと、愛犬と一緒に楽しめるドックコミュニティサロンも整備されています。

【柏の葉その7】イノフェス等の最先端なイベント満載

 柏の葉は柏の葉国際キャンパスタウン構想が策定され、国が推進するスマートシティモデル事業の先行プロジェクトとして、さまざまな最先端の取り組みを行ってきました。単なる一企業や大学、研究機関だけではできない街全体での実証・実験も可能など、ほかの地域では不可能なチャレンジもできるのが柏の葉です。

 新産業創造の街でもあり、課題解決型の街づくりを行い、世界の未来像をつくるという目標も掲げています。2019年および2020年秋に世界初の試みとして、国内外のさまざまな分野で活躍する第一人者を迎えて「柏の葉イノベーションフェス」が開催されました。子ども向けの「子ども未来フェス」も開催されるなど、最先端のイベントが満載です。

 柏の葉の街はイベントにとどまらず、さまざまな面において魅力的です。柏の葉エリア内での求人も多く、職住近接が実現する仕事を探しやすいメリットもあります。健康に対する取り組みにも力を入れており、健やかに暮らせる環境も整っています。遠くまで出かけなくてもショッピングを楽しめる商業施設があり、なおかつ豊かな自然にも恵まれた柏の葉の街は、移住しても楽しいに違いありません。最先端なイベントもありながら住みやすい街として、柏の葉の街はおすすめです。

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